2011年6月19日日曜日

武蔵会創立20周年記念 昇段祝賀会

武蔵会創立20周年祝賀会と今年の昇段祝いが行われました。































武蔵会とは
二天一流15代宗家、故松永展幸先生の居合道場「武蔵館」を発端とし
先生の亡き後、門弟たちで創立した熊本の居合道の会です

故 松永展幸先生
































大久保先生へ感謝状の贈呈






















大久保伝之助会長

大久保先生は松永展幸先生の直弟子で、今年で90歳をむかえられた
居合道十段の先生です。

熊本居合道の一人者であり、かの有名な特攻隊の源田実司令の部下で
ゼロ戦で4度の墜落を経験した特攻隊の生き残りでもあります。

先生の戦争体験を聞くと、それはそれは壮絶で、その精神力や気迫は
かつての経験によるものだと思います。


















































感謝状、すべてプロの手書きですが、上手ですね。
まるで印刷のようです。

私は書道には何か居合道にも似たものがあると感じます。

例えば「一」という漢字を、初心の私も書道で簡単に書くことが出来ます。

ただ書道家の書く「一」は同じように横一文字に筆を走らせただけでも
そのバランスや力強さ、留めなど、何度も修練を重ねなければ出せない
美しさがあります。

居合道も同じようにただ刀を振れば形にはなりますが、その簡単な動作こそ
一番難しいことだと思います。

よく居合道を知らない方に、先生になると強いのか?とか誰が一番上手か?
といったことを聞かれますが、居合道はそういうことでは無いのです。

書道家の書のようにそれぞれに良さがあり、どれが一番とかでは無いのです。

私の居合は書道で例えると、まだ楷書をしっかりと勉強中です。

段位が上がり、立派な先生になれば草書や行書のような描き方もあると思います。


















ウチの兄から先生の特攻時代を描いた絵を贈呈
















先日急逝された岡嶋先生への感謝状を大久保会長から岡嶋先生の息子さんへ
贈呈されました。



昇段者へ允可状の贈呈






























今年の昇段者



















シャンソン歌手の宮崎さん








































居合道の会合らしく、ゲームの商品は日本刀!






















成松四段がめでたくGET!
















とは言っても、もちろん模造刀ですよww




















今後のますますの武蔵会の発展と日本古来の文化である居合道の
継承のために、若い新入生の入会を募集中です。

居合道や日本刀に興味がある方はメールください。

0 件のコメント: