プジョーとは、言わずと知れたフランスの大衆車メーカーですが
意外と知られていないのは元々自転車メーカーだったことです。
最近は、「ハマー」やら「シボレー」やら書いてある、名前だけ
ライセンスの中国製粗悪自転車をよく見かけますが、
プジョーに関しては歴史からして全く違います。
今はプロチームへの機材供給は行っていないようですが、
以前はツールドフランスにも出場していて、ズートメルクや、
メルクスのツール6勝を抑えて優勝したテブネもプジョーチームでした。
私が子供の頃はフランスの自転車といえば、今のようにLOOKや
TIMEではなく、プジョーかジタンが有名でした。
この前、フランスに行った際も
街角のいたるところで多くの古いプジョーを見かけることができました。
さて、
話は変わりますが、
先日いとこから、「要らない自転車があるけどいる?」
と言われたので引き取りに行くと、
プジョーのマウンテンバイクでした。
フランス製ではないですが、おそらく10年位前のちゃんとしたモデルです。
そこそこ朽ちていますね。
まずは洗車です。
そして分解
&磨き!
ほかも各種ケミカルでやっつけます。
新品同様になりました。
タイヤもパンクしていましたので修理
タイヤはせっかくなのでフルサスバイクらしくファットタイヤで決めてみようと思い
KENDAの「ネベカル」という26.0×2.5という本気の
極太タイヤを奮発して購入し、履かせてみましたが・・
なんと、
後輪が太すぎて干渉してしまい、回らないという失敗をかましてしまいましたww
調子に乗りすぎました。
途方にくれていると数日後のある日、
車で通りがかりに偶然、熊本ダウンヒルライダーの重鎮である高野くんに
ばったり出くわし、ほぼ新品のマキシスの「イグナイター」というタイヤを
タダで譲ってくれることに!
高野君、本当にありがとうございました。
高野君は20年ほど前、私がスケート始めた頃にバートをガンガン滑っていた
オールドスケーターで、その頃からお世話になっています。
ついでにリムをブラックに塗装してみました。
ステム等も交換しています。
だいぶ締まった感じに仕上がりました。
ちなみに
先日パリに行ったときにシャンゼリゼの先にあるプジョー本社にも
行ってきました。
RCZ かっこいい。
雑誌で見たことあるコンセプトピストもありました。
そして息子にはしっかりおみやげを買ってきてあげました。
プジョーの本社で買ってきたミニカーなんて贅沢ですが、
息子は良く分かっていなさそうでした(笑)
3 件のコメント:
久しぶりのレストア過程、堪能しました。
スプレー缶の下にあるタンテくれ。
あげねーよ!
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