ホテル
この日は誠心館フランス分館の稽古場へ
ここはバスティーユから程近い12区にあります。
到着が早かったためにまだ開いてなく、近くのカフェで一杯
どんな所で練習をしているのかと思ったら、
なんと芸術家の人たちのアトリエでした。
たくさんのフライヤーや芸術家達の製作中の作品がならび、
ここが芸術の都であることを感じさせます。
この部屋は元もと芸術家が作品を展示するギャラリーのような
場所だと思います。
パリには道場などというものはもちろん少なく、
刀を振るに十分な空間を借りるというのも一苦労のようです。
しかしながら、四方を真っ白な壁に仕切られた空間は
稽古に集中でき、時間や場所の感覚を完全に忘れさせてくれました。
手前からアレックス初段、奥がアラン初段。
アランさんは自分で甲冑を作成するほどの日本好きで、
完成写真を見せてもらったのですが、ものづくりの好きな私が
見てもすばらしい出来栄えでした。
この日は他の道場のロイックさんとジョージさんウズメさんも
合同で練習に参加しました。
皆さんよく稽古されているようで、日本人に負けない
剣に対する情熱を感じました。
ジョージさんは、めずらしい車椅子の剣士です。
最初はどのようにして技をするのか疑問でしたが、
正座や立ち技も自分なりのアレンジで上手にこなしていました。
この固定概念にとらわれず、決められた技を自分なりに解釈、
工夫し自分のモノにするというのは私も見習わなければなりません。
そして稽古終了後はみんなの行きつけの店で楽しくディナーです。
おまけ
喫煙者の先生はフランスでの喫煙事情が心配でしたが、
結構こちらは皆スパスパ吸ってましたww
アランさんが持っていたリキッド式の電子タバコ。
なかなかカッコいい。日本でも売れそう。
つづく
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