2012年1月1日日曜日
レストアの道 ビバロ編
先日譲り受けたピストを早速 復活させることにしました。
まずはビバロからとりかかります。
どのようにするか、まだビジョンは浮かんでませんが
とりあえず乗れるようにレストアします。
しかし、予想以上に状態はひどいようです。
グリスアップ程度では難しそうですね。
何はともあれ、まずは分解!
キタナイですね。
おそらく長いこと放置されていたのでしょう。
かわいそうに。←変態ww
ヘッドのグリスはご覧の通り、ゴリゴリです。
ベアリングを外し、パーツクリーナ、灯油で洗浄します。
冬なので灯油も身近にありますしね。
カップも綺麗に洗浄、研磨します。
次にBB(ボトムブラケット)ですが、
専用工具が無いのでモンキーで外そうとしましたが工具の接地面が
2ミリも無い上に、固着している為、まったく外れません。
考えた挙句、クランクで挟み込んで固定し、思い切り足で踏み込んで
外しました。(JIS規格BBは右側逆ねじ)
同じく左側も専用工具がありませんでしたが、プライヤーを差し込んで
握り手に棒をはさみ、テコの原理で回して代用。
予想通りBBも激しく傷んでいました。
こんなときは
サビ取りの定番
サンポール漬けの刑。。
再研磨で輝きを取り戻したBBたち
あと20年はイケるなww
さて、フレームですが
そのまま乗ってもよかったのですが、やはり30年の古さは隠せないのと
色も地味なので、思い切って再塗装することにしました。
で、剥離剤の出番。
経験上、剥離剤はいろいろありますがこのカンペのヤツがお勧めです。
強力!
ちなみにこの剥離剤は劇薬のため、完全防備で臨みます。
手に付いたりしたら激痛が走るので注意が必要です。
目に入ったら恐らくすごいことになるでしょう。
塗ってしばらくすると、この様に塗装がブクブク浮いてきます。
キモ。
あとはワイヤブラシで擦り落とし、いったん洗ったら今度は
根性のペーパーがけです。
細かい部分などは電動リューターで落としました。
年末の大掃除よりもこの作業を優先させてしまい、
冷ややかな嫁の視線が劇薬なみに痛い。
つづく。
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2 件のコメント:
お疲れ様でした。
今後も期待しております。
いわゆるトラックエンドなんですね。勉強になりました。
見ていただいてありがとうございます。
今は何色に塗ろうか悩み中です。
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