志賀直哉の作品に『自転車』という短編がある。
近しい人にはずいぶん前に紹介し、貸したこともあるが、
彼が十代の頃(1900年頃)に自転車に乗っていたエピソードが綴られている。
100年以上も前のその内容が現在のピストブームと重なりとても面白い。
『私は或る日、一人でその坂を降りてみた。ブレーキが無いから、上体を前に、足を真っ直ぐ後ろに延ばし、ペダルが全然動かぬようにして上から下まで、ズルズル滑り降りたのである。』当時の自転車はまだフリーが無く固定ギアで、おそらく日本初のスキッド
は志賀直哉が100年以上も前にメイクしていたようだ。
彼はその後も横浜で外国人のウイリーを目の当たりにし、
ギヤを軽めにセッティングし直したりして曲乗りにハマっている。
スタンディング 左が志賀直哉
この作品の中でクリーブランドという外車を志賀は萩原という自転車屋から
買おうとするのだがその値段が170~80円。
10円あれば一人一ヶ月暮らしていける時代の話。
ちなみにこの荻原という人は一昨年惜しまれながら閉店した有名ブランド
「
スポーツサイクルアルプス」の先々代店主ということを
家にあった86年のサイスポで偶然発見してすごくうれしかった。
21世紀の現代、百年前の先人と全く同じ事を勝手に新しい事と思い込んで
繰り返している自分たちが可笑しくてしょうがない。
7 件のコメント:
自分ちのサイスポで分かるってのが流石っすね!うちまだ半年分っす。。。
つかネタも文章もイケメン!
7/20リベンジしましょうね!
TAGSK+の岡本です!!
やっとBLOG始めました!!
勝手にLINK貼りました(笑)
ヨロシクです!!
おぉ! 皆blog見てくれてるのね。
thank youです。
ちょくちょくブログ見とるよ。
今日は娘乗せて買い物に行きましたが、家のある清水の坂は厳しかったです。
オレも体力つけて自電車遠征に参加したいなぁ。
TheVillageより(直訳してみて)
初めまして。コメントから失礼させていただきます。四月から熊本に来て、居合いを習いたいと思っている者です。誠心館では初心者の募集はしていますか?また、活動場所はどこですか?ネットでいろいろ調べてみたのですが、情報が集まりませんでした。別の流派をと考えたのですが、やはり親と同じ流派がいいと思いました。不躾で大変失礼ですが、もしよろしければお答えいただきますようお願いいたします。
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