2012年2月28日火曜日

レストア グランヴェロ その3 完成編

前回の続き・・

フレームのリペアも終了しました。
とても以前の状態からは想像できないほど綺麗になりました。

































ブレーキはアルテグラが付いていましたが、サビもかなりキテます。
前回のレストアとは違い、今回は変えれるところは極力変えました。



























ブレーキ本体は磨きを加え
ビスなどは新品に交換。































リムはフランス製、マビックの「GP-4」
昔の400g前後の丈夫なリムの代名詞でした。



ところで今回、






ドロップバー
にするか・・












フラットバー
にするか・・・























悩むところです。

しかし、ずっと見ていると、どちらもだんだん物足りなくなり、

路線変更することにしました。。






まず、
ハンドルには

NITTOの名品 B602
通称「プロムナード」をチョイス。







そして、


















サドルには、これまたイギリス製の名品。「BROOKS」をインターネットで取り寄せしました。

もうパッケージからして違います。
















中にはブルックス新聞のようなものが入っていました。
記事の内容も写真もイギリストラディショナルな感じが素敵ですね。
(読めませんがww)


そして、奥には手紙が一通入っていました。
















何だろうと思って開けてみたら、取扱説明書でした。。
シャレトール!!


BROOKSは1866年創業。
一世紀以上の歴史あるイギリスの革サドル一流ブランド
今でも職人が一つ一つ丁寧に作っています。


































































雰囲気出てきました、いい感じです。


そして
今回は実用を目的としているので、前カゴを自作することにしました。
















早速、ホームセンターでステンパイプと各種ステー、ボルトを購入。
















ステンレスパイプをカットします。
















両サイドをつぶして、







ドリルで穴あけ


















L字ステーを装着












肝心のフロントカゴはというと・・
















何でも良かったのですが、とりあえずいい大きさだったのでコレ。
ホームセンターで599円也。。

他に気に入ったのがあれば、また付け替えればいいのです。























































こんな感じ

素敵やん。


























完成。



















































誰でも普通に乗れるように、固定ではなくフリーギアにしてあります。












座り心地も最高です。


シートパイプのアルカンシェル
ストライプも素敵。
















ミカシマ
「シルバン」ペダル






クラシカルな雰囲気に合っていますね。






































































































またまたビフォーアフター























































手前味噌ですが、クラシカルなグランヴェロにとてもよく似合う、
良い自転車が出来上がったと思います。


長かった2台のレストアこれにて終了。

疲れた。

2012年2月26日日曜日

レストア グランヴェロ その2

さて、作業に入ります。

この車両はとてもいい色なので、塗り替えたりはせず、オリジナルの
塗装のままレストアすることにしました。

まずは分解洗浄から。


































































クランクが劣化しすぎて
ささくれている・・


この時代のアルミは質が
あまり良くないようです。






今回はどうしてもBBが固着して
外れず、専用工具も無かったので
ギンリンに持っていって、かっちゃんに外してもらいました。

ありがとう

















そして地獄の磨き・・・




















































































作業内容は面倒くさいので撮影してませんが数日かかりました。




そしてフレーム。

今回は塗り替えませんが、そのかわりサビを綺麗に落としていきます。
丁寧に薬剤でサビを取り除いていき





































これが

















こーなって













最終的にはこう。


















これも









ここまでが限界。





















この様な場合は仕方がないので






























得意のプラカラーで調合しタッチアップ。






















↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓





















まあ、ヨシとしよう。


つづく・・・